第108回:『少女☆歌劇 レヴュースタァライトの始まりです!』
「少女☆歌劇 レヴュースタァライト 9th Anniversary EXHIBITION ~Revue of over the Starlight~」が、有楽町マルイ8F イベントスペース SPACE 1(スペース イチ)で、5月16日(土)~5月31日(日)開催となります。
「9周年」と言うことでマルイでイベントがあります。
テレビ放送2018年7月からなので、9年になるのですね。感慨深いです。
わたしにとって、「少女☆歌劇 レヴュースタァライト(以降は、レヴュースタァライトと表記)」は、思い返すと2015年春までさかのぼります。
なんと、11年前になります。
2015年4月吉日、ブシロード木谷(高明)社長とランチをしました。
このときのわたしは、仕事が少なくっていた時期でした。
そんなタイミングに、木谷さんは、「古里さん、オリジナルアニメを原作にしたミュージカルの舞台をやりたい」と話すのです。
わたしは、木谷さんに、実は宝塚の舞台が好きで毎月観劇に行っていること、帝国劇場のミュージカルの舞台を観ていることを話しました。
当時、ミュージカルの舞台は女性ファンに向がっており、男性ファンは少ないジャンルでした。
特に、男性アニメファンの知らない世界だったのではないかなと思います。
木谷さんは、新しい企画は、男性ファンも増やしたいと話しました。
わたしは、2004年2月から宝塚の舞台を観ました。
帝国劇場のミュージカルの舞台は、2000年から観ています。
帝国劇場で観た最初の舞台は「エリザベート」です。
この舞台はとてもインパクトのある不思議な世界観でした。
主人公の周りには「死」がまとわりつく、「滅び」に向かっていく物語でした。
音楽もロックテイストでありつつも、とてもメロディがドラマチックでした。
ですから、わたしは約15年ミュージカルの舞台を観ていたのです。
2003年に「テニスの王子様」の舞台が始まりました。
2000年代中盤、漫画やアニメが原作のミュージカルや舞台を、「2.5次元舞台」と言われるようになって普及しました。
でも、まだまだ男性のお客さんは少なかったのです。
そして、木谷さんと色々会話した2015年4月の段階でも、ミュージカルの舞台には男性のお客さまは少なかったです。
そこで木谷さんは男性のお客さんが観ることのできる舞台を作りたいと言うのです。
そのために、まずは、テレビアニメはオリジナルで先にキャラクター、物語を開発する。そのキャラクターと物語をアニメが放送する前に、ミュージカルの舞台として上演すると言うのです。
漫画やアニメーションがあって、それを原作として舞台化するのが普通だと思うのです。
でも木谷さんの思考は違うのです。
オリジナルアニメは開発し制作を進める。
でもアニメの放送前に舞台はやるのです。
それは、お客さまは物語を誰も知らないことになります。
それは冒険です。
わたしのように宝塚が好きで日々行っている人間にとって、どんな物語だろうが観に行きます。
推しの宝塚スターを観たいということもあるので、物語のことを知らなくても大丈夫です。
でも、今回の流れは、キャラクターもオリジナルなので誰も知りません。
さらに、役者さんたちもオーディションでなるべく新人さん起用ですので、役者さんに頼るわけにも行きません。
あと、木谷さんが、「古里さん、BanG Dream!のライブがあるので観て欲しい」と言うのです。
ちょうど、2015年2月にプロジェクト始動して、4月18日の1stライブを終えたばかりで、それは観てもらえないのが残念だ、と。
でも、2stライブがあるので、それは観て欲しいとのことでした。
6月14日2ndライブ『BanG_Dream! 2nd Live「楽器×女子=正義!」』を観ることになりました。
先日、伊藤彩沙さんと色々話せる機会があって、このライブのことを伝えたら、「え~、来ていたんですか?」と言われました。
木谷さんの頭のなかに、「ラブライブ」、「バンドリ」とあって、その後を考えていたのです。
さらに、ブシロードオリジナル展開の物語とキャラクターを望んでいました。
2004年「舞-HiME」から2005年「舞-乙HiME」の絶賛制作中のあの頃、わたしの夢は、5年後から8年後くらいで、オリジナルアニメで宝塚的ミュージカルテイストの企画を作ることでした。
ちなみに、その企画はアイドルでもなく、バンドでもなく、歌って踊れるミュージカルスターを想定していました。
そのわたしの思惑にかなり近い企画を考えると言う仕事がやってきたのです。
ランチを終え木谷社長に、「是非、その企画やらせてください」と頼のみました。
そして、6月にバンドリのライブを観ました。
この作品もアニメの放送前に中の人が一生懸命に楽器を勉強して演奏し歌っていました。
その頑張る姿が、お客さまにとって応援する価値があるのだろうなと思った次第です。
木谷さんの考えていることが、このバンドリのなかにあると思いました。
アニメの前にライブをやる。
テレビアニメになったら、ライブで楽器を演奏し歌っているアーティストたちが声優さんもやるのです。
そのリアルな姿とアニメ(2017年1月放送)の物語がリンクするのだろうと勝手に考えたのです。
わたしにとって、「レヴュースタァライト」は、やりたいことのひとつでした。
ミュージカル、舞台、歌って踊る少女たちの活躍。
チャンスをくださった木谷社長には、感謝しかありません。
■告知
「少女☆歌劇 レヴュースタァライト 9th Anniversary EXHIBITION ~Revue of over the Starlight~」
日時:5月16日(土)~5月31日(日)11:00~20:00 ※最終入場は閉場の30分前まで
会場:有楽町マルイ8F イベントスペース SPACE 1(スペース イチ)
住所:〒100-0006東京都千代田区有楽町2丁目7-1
設定や各スタッフへのインタビューなど公開しています。
わたし、プレオープンに行きますので、次回ブログには、どんなイベント会場になっているのか?を書きますね。
1961年5月3日生まれ。青森県出身。
1982年日本アニメーションに制作進行として入社。1985年スタジオ・ジブリ『天空の城ラピュタ』制作進行。1987年サンライズ入社『ミスター味っ子』『勇者シリーズ』等、制作進行・設定制作・制作デスク・APを務め『新世紀GPXサイバーフォーミュラSAGA』からプロデューサー就任。『星方武俠アウトロースター』『GEAR戦士電童』『出撃!マシンロボレスキュー』『舞-HiME』『舞-乙HiME』他、オリジナルアニメーションを14作企画制作。
2011年2月企画会社、株式会社おっどあいくりえいてぃぶを設立。『ファイ・ブレイン~神のパズル』や『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』で企画・プロデューサー。『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』企画協力。2024年5月から『ふるさとPアニメ道』ブログ&YouTube動画配信中。2026年3月末からコミックノーラにて「貴姫さまの憂鬱~あやかし探偵事件簿」連載中。




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