記事: 第112回:『レヴュースタァライト、ついに世の中にプロジェクトの発表です!!』
第112回:『レヴュースタァライト、ついに世の中にプロジェクトの発表です!!』
「少女☆歌劇 レヴュースタァライト(以降、レヴュースタァライト)」の企画会議&構成会議&シナリオ打ち合わせが2026年春以降始まりました。
古川監督の意見を聞いて、企画内容を改稿しました。
シリーズ構成の樋口(達人)くんが、色々考えてかたちにしていきました。
構成案を何度も書き直した記憶があります。
そして、2026年秋、声優&舞台のミュージカル役者募集のオーディションをやることになりました。
当時、さすがにタイトルを書くことができないので、ミュージカルの舞台とアニメが連動しているプロジェクトが動いていると言ったざっくりとした情報を発信したと思います。そのときの雑誌を持っていないので詳細を書けないのですが……。
あとで、ネルケプランニングさんから、オーディションに集まった人数を聞いたのですが、今回は少なったので2000人くらいだと言われた気もします。
通常、女性向けオーディションだと、3000~5000人来ることもあると教えてくれました。
歌って踊って、お芝居をするミュージカルの舞台に立ちたい女性の俳優さんは全国にどれくらいいるのか?ですが、事務所などに所属していない人たちも入れたら、1万人は超えるだろうと話していたと思います。想像がつきませんが、実際もっといるのだろうなと思ったものです。
さて、「レヴュースタァライト」では、かなり絞り込んで数十人になってからのオーディションの立ち会いの連絡が来たのですが、わたしはスケジュール都合で行けませんでした。
その変わり、動画データが送られてきましたので見ることができました。
確かに、残っている方々は皆さん上手です。
そこから、関係者が選びに選びました。
改めて、資料を見ると、2026年12月にキャストが決定しています。
ちなみに、最終オーディションは、わたしも参加しました。
キャラクターのセリフをマイク前で演じてもらい、その声や演技力などを監督を始めアニメ側のメインスタッフが立ち会って声を聞いて決めていく流れでした。
華恋役は、小山(百代)さん。
わたしは、見た目がキャラクタ―デザインに似ていると声もこれだ!と合致することがあると今までも何度かブログで書きました。今回もそう思わせるシーンがありました。背丈、顔、顔の骨格など似ると、その人が発する声が似ると言うか、近くになるのは当たり前かなと思います。あと、小山さんは何かしらキュートな声質を持っている気がするのです。なんだろう、助けたいと思わせるような、声にある成分が……。
そして、華恋も周りがほっておけない系のキャラクターな気がしますしね。
双葉役に生田(輝)さんが決まりました。
少し低めの声質と見た目がちょっとマニッシュな雰囲気もあり最初から双葉でした。
真矢役は、富田(麻帆)さん、わたしは富田さんがミュージカル「レ・ミゼラブル」のコゼット役などを演っているのを知っていました。声質と演技力が、真矢の持つパワー、説得力のある声だと思いました。
まひる役は、ほんわかとした空気をまとっている岩田(陽葵)さんが合っていると思いました。声質や喋り方が、まひるになったときに絶対にハマると思ったのです。
純那役は、佐藤(日向)さん、当時高校3年生だったと思いますが、制服で来ていました。一番若手で一生懸命感が生み出す声と演技が純那と合っていると思いました。あと、佐藤さんの低めの声が好きでした。萌系に多いハイトーンな声でないからこそ目立つのです。
香子役は、京都生まれの伊藤(彩沙)さんです。香子は京都の娘です。ネイティブの強みを感じました。あと、双葉役の生田さんとの声バランスが合ってることも感じました。
クロディーヌ役の相羽(あいな)さん。なな役の小泉(萌香)さんのおふたりは、キャラクターの振り分けをみんなで話し合って、クロディーヌは真矢役の富田さんとの声バランスも含めて、相羽さんに決めました。ハスキーボイスまでではないですが、ちょっと格好良さもある独特の声質だと思いました。
そして、なな役は、小泉さんになりました。ななは謎を背負っている難しいキャラクターです。さらに、最強の強さをもったキャラクターでもあるので、当時そんな2面性を持つキャラクターを小泉さんがどう演じるのか?が楽しみでもありました。
ラスト、ひかり役は、三森(すずこ)さん、華恋との声のバランスがとても良い気がしました。クールキャラのなかにある可愛さなどバッチリでした。
制作現場は、プロット&シナリオ打ち合わせがどんどん組んで進めていきます。
早く決定稿にしていかないと駄目なのです。
その理由は、アニメ放送の前2017年9月22~24日「少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE- #1」AiiA2.5シアターTokyoに上演する舞台があるからです。
つまり、2017年1~2月には、少なくとも第3話まで決定稿にしなければならないのです。
そうでないと舞台のシナリオ開発が間に合わなくなるのです。とにかく、樋口くんがシナリオを書いて、古川監督がアイデアを入れる、そのコンビネーションは見事でした。
そして、4月頭に、9人の声優でもあり役者さんでもある方々が、後にレヴュー服と言われる戦闘時に着る制服のフィッティングがありました。
わたしも現地に行きました。
皆さんの姿を見るのですが、リアリティがどんどん増してきました。
ヘアスタイルを作ったりしていないのですが、皆さんがアニメのキャラクターに似ていましたね。
確かに、似ている方を選んでいることは理解していましたが、ハマり具合はすごいと思いました。
ついに、このプロジェクトを世の中に発表するスケジュールが決まりました。
2027年4月30日(日曜日)「ミルキーホームズ&ブシロード10周年祭」の冒頭に9人を紹介することになりました。場所は、横浜アリーナです。
わたしも、当日横浜アリーナに行きました。
お客さまは誰も「レヴュースタァライト」のことは知りません。
まず、作りたてのアニメPVを観てもらい、さらに中の人9人をお披露目して、約5ヶ月後の9月22~24日「少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE- #1」AiiA2.5シアターTokyoで舞台の幕が開くことを紹介しました。
盛り上がる観客席。
新しいアニメ、舞台のお披露目でした。
さらに、舞台のチケットの前売りも始まります。
本当に、新しい取り組みでもある「レヴュースタァライト」の幕開けとなりました。
ここまでに、メインタイトルを考えて決めることも重要な会議でした。
いくつか案を出して、最終的に木谷社長に選んでもらった記憶があります。
「レヴュースタァライト」は本当に新しい、何にも似ていないアニメです。
アイドルが活躍するアニメは、すでに当時ありました。
それこそ、「アイドルマスター」「ラブライブ」など大ヒット作もそうです。
そこに、ミュージカルの舞台連動の今企画は目立つと言うかひねりが効いていると思いました。
オリジナルアニメに「発明」が加わることで、ヒットの可能性は高まります。
「レヴュースタァライト」には、いくつかの「発明」が入っていると思うのです。
アニメの放送前に舞台の上演がある。
ミュージカルを男性ファンに認知してもらうためのアイデアが入っている。
それは、舞台に立っている役者は女性だけ。
アニメのなかも、男性キャラは出てこない。(劇場版は別)
レヴューと言う設定でバトルシーン(きらめきの奪い合い)があり、そこに歌が加わる。
など、新しい取り組みが面白いのです。
さて来年2027年、アニメ放送から10周年になります。
きっちり来年もライブと舞台が待っています。
2027年1月23日(土)に「スタァライト九九組 オーケストラライブ」が開催となります。
さらに2027年初夏、新たな舞台の上演があります。
さて、どんな物語なのか?
わたしも知りませんので楽しみに待つとします。
さらにさらに今年1月12日に、新しいレヴュースタァライトの企画が動いているとニュースがありました。
乞うご期待。
わたしも、楽しみです。
1961年5月3日生まれ。青森県出身。
1982年日本アニメーションに制作進行として入社。1985年スタジオ・ジブリ『天空の城ラピュタ』制作進行。1987年サンライズ入社『ミスター味っ子』『勇者シリーズ』等、制作進行・設定制作・制作デスク・APを務め『新世紀GPXサイバーフォーミュラSAGA』からプロデューサー就任。『星方武俠アウトロースター』『GEAR戦士電童』『出撃!マシンロボレスキュー』『舞-HiME』『舞-乙HiME』他、オリジナルアニメーションを14作企画制作。
2011年2月企画会社、株式会社おっどあいくりえいてぃぶを設立。『ファイ・ブレイン~神のパズル』や『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』で企画・プロデューサー。『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』企画協力。2024年5月から『ふるさとPアニメ道』ブログ&YouTube動画配信中。2026年3月末からコミックノーラにて「貴姫さまの憂鬱~あやかし探偵事件簿」連載中。



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