第82回:番外編『11月16日日曜日は、「舞-乙HiME20周年記念同窓会」上映会&声優さんトークショーです』
今回、「新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN」の原稿をお休みして、来る2025年11月16日日曜日15時から上映となるイベントのことを書きます。
また第83回目では、「サイバーSIN」に戻り書きます。
昨年11月3日日曜日に「舞-HiME20周年記念同窓会」として、池袋の新文芸坐で上映&声優さん(計4名)のトークショーを、昼と夜とで2回行いました。わたしは、司会兼任で少し裏話をしました。
続けて今回は「舞-乙HiME」の20周年イベントとなります。
場所は、新宿ピカデリーです。紀伊國屋書店の裏手ですね。
今回のイベントに登壇する声優さんは、アリカ役菊地(美香)さん、マシロ役のゆかなさん、ナオ役の南里(侑香)さんの3名となります。わたしは、司会もやらせてもらいます。
9月にやった「舞-HiME&舞-乙HiME20周年記念フィルムコンサート」でも、司会をやりましたが、何度やっても難しいです。
今回も、3人の声優さんがお話が上手なので、一安心ですね。
わたしは、まだ、3本の上映話数を知らされていないので、何話の上映になるのか?知らないのです。さて、声優さんたちは何話を選ぶのかしら?楽しみです。
改めて考えてみますと、「舞-乙HiME」のイベントは放送当時からとても少ないのです。
思い出すに、放送が始まる前に、イベントを1回やりました。
2005年7月24日日曜日でした。
それは、「舞-HiME」の舞衣役の中原麻衣さん、命役の清水愛さん、アリカ役の菊地さん、マシロ役のゆかなさんの4名がゆかたで登壇しています。写真が少しあるので、それを見て思い出すのですが、これはバンダイビジュアルさんが用意したイベントでした。
わたしにもゆかたを着ろと言われましたが、持っていないので断りました。ですので、普段着で登壇し何かしらお話しました。
放送前なので、ネタバレにならないように話したのだと思います。
ちなみに、でっかい猫ミコトのぬいぐるみを持ったゆかなさんがステージにいたと思います。そのでっかいミコトぬいぐるみは、色々な場所に出没しましたね。そして、いまわたしの手元には商品の小さい猫ミコトがいます。
次は、2011年2月12日土曜日の深夜六本木のTOHOシネマでセレクトした13話オールナイト上映をしました。このときに登壇したのは、アリカ役の菊地さん、ニナ役の小清水(亜美)さんでした。スクリーン前で、ふたりでエンディング主題歌を歌ったのです。
小清水さんの誕生日が近かったのでケーキを用意しロウソクの火を消してもらった記憶があります。
わたしが、サンライズを辞めて起業したのが、2011年2月ですから、その直後のイベントでした。随分懐かしいですね。
この2回以外「舞-乙HiME」のイベントがほとんどなかったので20年経ったいま、「フィルムコンサート」があって、さらに11月に上映会があるのも面白いと言うか不思議ですね、と菊地さんと話しました。そんな、イベントが少ない「舞-乙HiME」ではありますが、そのなかでも、今回の声優3人の組み合わせはサプライズです。
キャラが「アリカ、マシロ、ナオ」です。
この3人だから生まれる化学反応はかなり楽しみです。
どんなトークが飛び出すのか?
9月「フィルムコンサート」で話したような裏話が出てくるのでしょうね、多分。
でも、あれは、アリカ、ニナ、エルスと舞衣がいるので出てくる話題でもありました。
今回、アリカ、マシロ、ナオだと裏話の球がどこから出て、どこに飛んで行くのか?がまったく見えないのです。
怖いようで、楽しみです。でも、怖い方が強いかな?
特に、ナオ役の南里さんの裏話は、めちゃくちゃ楽しみの限りです。
ちなみに、アフレコの当時、南里さんとは宝塚の話を良くしました。
わたしが応援しているタカラジェンヌの名前を出したら、自分も好きです、と言ってくれたりしました。わたしは2004年2月から宝塚観劇したのですが、南里さんはもっと前から観劇しているので、宝塚ファンの先輩として色々教えてもらいました。
また、いつだったか?東京宝塚劇場で舞台観劇後、1階ロビーでばったりと出会ったことがありました。お互いきょとん、で、わたし「え?南里ちゃん???」。
南里さんは、「あ!古里さんだ」と、どうしてこのタイミングで会うのか?が不思議でした。だって、舞台は1ヶ月やっている訳だし2000人以上のお客さんがいるのです。そんななかで、会う確率はどれくらいなのでしょう。
どの舞台だったのか?どの組だったのか?すべて忘れていますが、でも、会ったことは覚えています。
さて、アリカとマシロのふたりは、ストーリー上でもカップリングしていますし、声優さんとしてゆかなさんは先輩でありお姉さんなので菊地さんは新人さんでしたので頼っていたのではないかな?と思うのです。正直、アフレコルームでもおふたりは仲良しでしたね。
ゆかなさんは10代で声優デビューしていますし、菊地さんも10代で舞台デビューしています。おふたりとも若いときにデビューしているので、声優など諸々のお仕事のことふたりだけしか分からないこと、悩みや楽しみなどがあったと思います。
わたしは、声優さんたちもアニメを作り上げるためのスタッフです。
ただし、アフレコ以外に、歌ったり、ラジオなどでお話したり、さらにアニメ誌や声優誌、インタビューなど踏まえて、視聴者お客さまにそのアニメを告知、宣伝することもありますので、お仕事の内容が我々と違っています。
あと、わたしは10代に舞台や映画の出演経験のような体験をしたことがないので、まったく想像出来ないのですが、大変なことを彼女たちは経験しているのだと思うのです。そんなときに、ゆかなさんの先輩としての存在は、菊地さんにとってかなり頼りがいがあったのではないなか?と勝手に思ったりします。
ちなみに、ゆかなさんは「舞-HiME」からニ三さんと真白の2役やっているので、そういった意味でも先輩でした。また、わたしのアニメ作品では「出撃!マシンロボレスキュー」から様々なキャラを演じてもらっていましたし、何度かお茶をして色々お話をしていたのもあり、ゆかなさんの声優としてのモットーなど聞いていたのもあって、安心してキャラを任せることが出来ます。
さてさて、ゆかなさんと会うのは「クロスアンジュ」以来、10年ぶりになるのではないかなと思います。なかなか、アフレコに行きませんので仕方がないですね。
菊地さんは、アリカを通してオーディションから最初の告知&予告アフレコのときの出会い。そして、エンディング主題歌収録の立ち会い、さらに第1話アフレコ以降色々会話しました。
そこで、舞台デビュー、映画デビューのことも聞きました。芸能界のこともちらっと聞けて、勉強になったなって思うこともあります。
仕事に対しての取り組みの真摯な態度など、アリカの持つ真面目さと菊地さんの持ち味がリンクするなって思ったりしました。
実際、菊地さんを見て知って役柄を当てて書いたキャラクターではないのですが、でも、不思議と菊地美香さんとアリカは互いに寄ってキャラ感が生まれてると、当時アフレコを見て思うことがありました。
改めて、アリカ、マシロ、ナオの3人がどんな話をするのか?
どんな面白い展開になるのか?
16日日曜日15時、新宿ピカデリーに集まるファンの皆さまと共にわたしも楽しみたいと思います。
それでは、現地でお会いしましょう。
古里尚丈(ふるさとなおたけ)
1961年5月3日生まれ。青森県出身。
1982年日本アニメーションに制作進行として入社。1985年スタジオ・ジブリ『天空の城ラピュタ』制作進行。1987年サンライズ入社『ミスター味っ子』『勇者シリーズ』等、制作進行・設定制作・制作デスク・APを務め『新世紀GPXサイバーフォーミュラSAGA』からプロデューサー就任。『星方武俠アウトロースター』『GEAR戦士電童』『出撃!マシンロボレスキュー』『舞-HiME』『舞-乙HiME』他、オリジナルアニメーションを14作企画制作。
2011年2月企画会社、株式会社おっどあいくりえいてぃぶを設立。『ファイ・ブレイン~神のパズル』や『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』で企画・プロデューサー。『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』企画協力、『グレンダイザーU』アソシエイトプロデューサーとして参加。現在、漫画原作、新企画を準備中。





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